byFoundersがWilloに投資した理由
TLDR
- byFoundersは、位置合わせ不要で動く・回転するデバイスにワイヤレス給電を実現するフィンランドのスタートアップ、Willoに出資した。
注目ポイント
- Willoの技術はビームではなく「電力フィールド」を生成し、3軸360度の回転や移動中でも受電できる。
- 既存のワイヤレス給電は動きに弱い。誘導方式(Qi/MagSafe)は精密な位置合わせが必要で、RF方式はデバイスが回転した瞬間に追尾が外れる。
- コアIPはAalto大学のDr. Nam Ha-Van主導の研究に由来し、CES 2026で公開デモが行われた。
- 創業・エンジニアリングチームにはMicrosoft、Nokia、Oura出身のハードウェア幹部が揃い、設計・製造・サプライチェーンを網羅する。
- バッテリーはスマートフォン重量の30〜50%を占め、倉庫ロボットは充電ステーションへの移動で稼働時間を失う——Willoのアプローチはこれらの制約に直接切り込む。
なぜ重要か
- 向きに依存しないワイヤレス給電が実現すれば、工場レイアウト、ロボットの稼働サイクル、デバイスのフォームファクターを縛ってきた物理的制約がなくなる。
- 近期ターゲットは産業オートメーションと倉庫ロボティクスで、空間コンピューティングと医療機器への展開も視野に入れている。
- ポスドク研究者と量産実績のあるハードウェア人材(Ouraのサプライチェーン、Microsoftのハードウェア設計)が同じシード期の深層技術企業に共存するのは構造的に珍しい。
byFounders · 2026-04-10 · 原文を読む