Norman Ohler:ヒトラー、ナチス、薬物、第二次世界大戦、電撃戦、LSD、MKUltra
Norman Ohlerは、1940年の電撃戦を可能にしたのは3500万錠の覚醒剤(メタンフェタミン)であり、ヒトラーの薬物依存が戦争後半における軍事的判断力の低下を説明する「ミッシングリンク」だと主張する。
- ドイツ国防軍は1940年5月のフランス戦役前にPervitin(メタンフェタミン)を3500万錠配布した。アルデンヌ突破には72時間以上の無停止行軍が必要だった。
- ロンメルの師団は夜間、眠るフランス軍の中を戦車で突進した。フランス軍には兵士一人あたり赤ワイン750mlの支給が義務付けられていたのに対し、ドイツ軍はメタンフェタミンを使用していた。
- ナチス海軍はザクセンハウゼン強制収容所で人体実験を実施し、チューインガムに配合したメタンフェタミン・コカイン混合物がUボート乗組員を7日間覚醒させられるか検証した。
- 歴史家のHans Mommsenはヒトラーの薬物依存こそが、戦争初期の有効な判断から後期の壊滅的な決断への転換を説明する「ミッシングリンク」だとOhlerに語った。
- イスラエルの研究者たちは、モーセが燃える柴を「幻覚」として見たと主張する。シナイ半島に自生するエジプトアカシアにはDMTが含まれており、聖書の当該箇所にもアカシアへの言及が繰り返し登場する。
- LSDは脳内の約9種類の受容体に結合するのに対し、psilocybinは5種類であり、より複雑な分子構造を持つ。これがマイクログラム単位で効果を発揮する理由でもある。
- Ohlerは社会的階層の起源を、ウルク(シュメール)の神殿国家による醸造業の商業化に求める。彼らはビール製造を独占し、その周囲に地位と権力を集中させた。
- 歴史家Richard Evansは同書を「粗雑で危険なほど不正確」と評したが、Ohlerはこれを否定する。ナチスの大量虐殺政策は薬物使用とは無関係に成立しており、時系列的にも先行していると反論する。
ゲスト: Norman Ohler(歴史家・作家、Blitzed: Drugs in the Third Reich および Tripped: Nazi Germany, the CIA, and the Dawn of the Psychedelic Age 著者) · 2025-09-19 · YouTubeで視聴
英語版: Norman Ohler: Hitler, Nazis, Drugs, WW2, Blitzkrieg, LSD, MKUltra & CIA | Lex Fridman Podcast #481 · Watch on YouTube