Niri 26.04: スクロール型タイリング Wayland コンポジター

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TLDR

  • Niri 26.04 は、ウィンドウが無限の横方向ストリップ上に配置されるスクロール型タイリング Wayland コンポジターのリリース。新しいウィンドウを開いても既存ウィンドウのサイズが変わらない。

ポイント

  • ウィンドウは無限ストリップ上にカラム単位で並ぶ。新規ウィンドウを開いても既存ウィンドウのリサイズやリフローは発生しない。
  • スクロール型タイリングは i3/sway のような従来のタイリング WM とは異なるモデル。ペインを分割するのではなく、ストリップをスクロールしてフォーカスを移動する。
  • Niri は Wayland 専用で、Arch 系ディストロ向けにパッケージ提供。テーマ、キーバインド、ワークスペース動作を設定で制御できる。
  • 過去には 25.11(alt-tab サポート追加)などのリリース実績があり、活発な更新ペースでプロダクション利用への対応が進んでいることがわかる。

Hacker News コメント概観

  • Windows や sway からの移行者を中心に「すぐ直感的に使えた」という声が多く、「最近で一番良いワークフロー転換」と評するコメントも複数見られた。
  • Mac ユーザーは OmniWM を経由して利用可能。Sequoia 対応の Niri レイアウトエミュレーションモードを提供しており、Linux 以外にも裾野が広がっている。
  • 指摘された課題: スクロールフォーカス時のウィンドウクロッピング、ネイティブスクラッチパッド未対応、HDR 未実装。sway/i3 からの移行者は、フルスクリーンワークスペース前提のメンタルモデルから切り替えるのに慣れが必要とのこと。

注目コメント

  • @_rousbound: i3/sway からの移行で引っかかる点を具体的に列挙。スクロール端でのウィンドウクロッピングと、ワークアラウンドが限定的なスクラッチパッド未対応を挙げている。
  • @foltik: フルスクリーンワークスペース中心のワークフローからどうメンタルモデルを切り替えるかを問う。タイリング WM パワーユーザーにとって実質的なオンボーディング課題。
  • @rjzzleep: より軽量な wlroots-0.20 ベースの代替として mangowm を紹介。複数レイアウト対応で、コンポジターのオーバーヘッドを比較検討している人に有用。

原文 | HN で議論する


英語版: Niri 26.04: Scrollable-tiling Wayland compositor · Original source