Niri 26.04リリース:スクロール型タイリングWaylandコンポジター
まとめ
- Niri 26.04は、ウィンドウが無限の水平ストリップ上に配置され、既存のウィンドウを強制リサイズしないスクロール型タイリングWaylandコンポジターの新バージョン。
注目ポイント
- ウィンドウは無限の水平ストリップ上のカラムに配置され、新しいウィンドウを開いても既存のウィンドウはリサイズされない。
- スクロールモデルはワークスペース数とキーボードショートカットの枠を切り離し、i3のような従来のタイリングWMが抱えていた制約を解消する。
- Niriは既存のコンポジターの上に乗るレイヤーではなく、単独のWaylandコンポジターとして動作する。レガシーアプリのX11互換性はxwayland-satelliteで提供。
- バージョン番号は日付ベース(26.04)を採用しており、安定したリリースサイクルを示している。
Hacker Newsコメント総評
- i3から10年以上ぶりに乗り換えたという報告が複数あり、固定ワークスペースより無限水平スクロールのほうが自由度が高く、生産性の低下もないという声が多い。
- 現時点での主な課題として、xwayland-satelliteがXとWaylandアプリ間のドラッグ&ドロップに未対応であることが挙げられている。これはX互換レイヤーの既知の制限。
- macOSユーザーの間では、NiriレイアウトをmacOSで再現するOmniWM(github.com/BarutSRB/OmniWM)が注目されており、最近Sequoia対応のアップデートが入った。
注目コメント
- @dyates:i3から10年以上ぶりに乗り換え。無限スクロールとワークスペース数の制約がなくなった点を最大の利点として挙げる。xwayland-satelliteでのX/Wayland間ドラッグ&ドロップは依然として未対応。
- @nickjj:Archベースのディストロ向けにNiriフルインストールスクリプト入りのdotfilesを公開・管理しており、Windowsからの乗り換えを「近年最良のコンピューティング判断」と評している。
英語版: Niri 26.04 Released: Scrollable-Tiling Wayland Compositor · Original source