犯罪は解決できる——Flock Safetyが実証した現実

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要点

  • Flock SafetyのLPRカメラとコンピュータビジョンにより、米国の都市で年間70万件の犯罪解決を支援。一部の管轄区では殺人事件がゼロになっている。

主なポイント

  • Garrett LangleyとMatt FeuryはAndroidスマートフォン・ソーラーパネル・バッテリーを使い、週末で1,000ドル以下の初代Flockプロトタイプを完成させた。
  • 従来のALPR(自動ナンバープレート認識)システムと異なり、Flockはナンバープレートのない車両や偽タグの車両にも対応する。車種・モデル・色・外観的特徴を「車両シグネチャ」として記録する仕組みだ。
  • Tulsa PDは2024年のすべての殺人事件を解決。Lakewood(ワシントン州)は2025年に殺人事件ゼロを達成。Las Vegasではフlock導入後、犯罪件数が前年比20%超減少した。
  • 行方不明者案件も1,000件以上を解決。現在はカメラにとどまらず、ドローンや銃声検知システムにも事業を拡張している。
  • 殺人事件の検挙率は1961年の90%超から2021年には50%未満に低下していた。Flockの技術はDNAや指紋鑑定に重ねるレイヤーとして、この傾向を反転させる位置づけにある。

なぜ重要か

  • 警察の人員が減少する一方で犯罪の複雑さは増している。捜査官の実効性を掛け算で高める技術が、現場にとって最もスケーラブルな手段だ。
  • 客観的な車両シグネチャの証拠は、主観的な人間の判断への依存を下げる。著者らはこれが誤認リスクを低減しつつ有罪認定の精度を高めると論じている。
  • 「捕まる確実性」が抑止力につながるなら、LPRの普及は犯罪発生後の検挙率改善だけでなく、犯罪そのものの発生前に犯罪率を押し下げる可能性がある。

David Ulevitch, Alex Immerman — Andreessen Horowitz · 2026-04-06 · 原文を読む


英語版: We Can (and Do) Solve Crime · Original source